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AWS初心者にLambdaの使いどころをわかりやすく解説!

Lambda
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初めまして、AWS未経験の状態でAWS認定試験全冠を達成し、2024 Japan AWS All Certifications Engineers にも選出されたエンジニアのwatです!

・AWS認定試験の勉強をしているけど、Lambdaの理解がイマイチ…
・Lambdaのベストプラクティスについて知りたい!

このような方に向けてこの記事では、AWS初心者向けのLambdaの使いどころをわかりやすく解説していきます!

Lambdaの実務経験がなくても、この記事を最後まで読めばLambdaに対する理解を深めることができます!是非、この記事を活用してAWSの勉強に役立ててください!

Lambdaとは?

AWS Lambdaとは、AWSが提供するサーバーレスコンピューティングサービスです。

アプリケーション開発にLambdaを活用すれば、開発者は自分でサーバーを用意する必要がなくなります。Lambdaにプロブラミングコードをデプロイすることで、サーバーレス環境でアプリケーションを実行できるようになります。

Lambdaの特徴
・Lambdaを使えば、サーバーを用意しなくていい
 →サーバー管理の手間が省ける
・Lambdaにプロブラミングコードをデプロイすれば、アプリ開発ができる
 →Lambda対応言語:Java、Go、PowerShell、Node.js、C#、Python、Ruby

Lambdaを活用するメリット

Lambdaを活用することで得られるメリットはたくさんあります。
ここでは、Lambdaを活用するべき代表的なメリットを6つ紹介していきます!

1. サーバー管理が不要

前述したように、Lambdaはサーバーレスコンピューティングサービスであるため、サーバーの管理が不要になります。

そのため、インフラ管理(OSのアップデート、パッチ適用、スケーリング対応など)が不要になり、運用コストの削減にもつながります。

2. 自動スケーリングに対応

Lambdaは自動スケーリングに対応しているAWSサービスです。

自動スケーリングとは、リクエスト数に応じてサーバーの台数やスペックを自動で調整する仕組みです。これにより、手動でのスケーリングが不要になり、アクセスの増減にも柔軟に対応できます。

3. コストが従量課金制

Lambdaのコストは使った分だけ課金される従量課金制です。

Lambda関数を実行した時間(1ミリ秒単位)に応じて料金が発生します。
逆に、Lambda関数を実行していない状態(アイドル状態)では一切料金が発生しません。

また、Lambdaには料金無料枠があり、毎月100万リクエスト分までは料金が発生しません。
そのため、小規模なアプリならほぼ無料で運用することも可能になります。

4. 様々なプログラミング言語に対応

Lambdaは様々なプログラミング言語に対応しています。
(Java、Go、PowerShell、Node.js、C#、Python、Rubyの7種類に対応)

そのため、開発者は好みのプログラミング言語でコードを記述できます。
さらに、カスタムランタイム機能を使えば、独自の開発環境を構築することも可能です。

5. セキュリティ対策が簡単

Lambdaのセキュリティ対策は簡単に設定できます。

AWS IAMを利用すれば、Lambda関数に最小権限のアクセス管理を適用できます。
また、関数ごとに異なるアクセス権限を設定することも可能です。

さらに、AWS KMSを活用すれば、Lambdaの環境変数を簡単に暗号化できます。

6. ロギング/モニタリング機能が充実

Lambdaには、ロギング/モニタリング機能が充実しています。

Amazon CloudWatch Logsを利用すると、Lambdaのログを自動で保存でき、デバッグやトラブルシューティングに役立ちます。

また、Amazon CloudWatch Metricsでは、実行回数、エラー数、レイテンシなどの指標を監視できます。

Lambdaが活用されるケース

Lambdaが活用されるケースには、以下のようなものが挙げられます。

・Webアプリのバックエンド
・リアルタイムデータ処理

Webアプリのバックエンド

Lambdaは、Webアプリのバックエンド処理においてよく活用されます。

例えば、Webアプリのユーザーがボタンを押した際に、API GatewayAppSyncを通じてLambdaが呼び出され、処理結果がレスポンスとして返されるといった使い方が挙げられます。

リアルタイムデータ処理

Lambdaは、Amazon DynamoDB StreamsAmazon Kinesis Data Streams などと連携し、継続的に流れるデータをリアルタイムで処理できます。

Lambdaの主な機能

ここからは、AWS認定試験に合格するために押さえておきたいLambdaの主な機能について解説していきます!

トリガー

トリガーとは、Lambda関数を実行するためのイベントソースのことです。
Lambdaは、さまざまなAWSサービスのイベントをトリガーとして動作します。

代表的なLambdaのトリガーについては、以下のようなものが挙げられます。

AWSサービス説明ユースケース
API Gateway
API Gateway
HTTPリクエストを受けてLambdaを実行REST APIやWebアプリのバックエンド
S3
Amazon S3
S3へのファイルアップロード時に実行画像処理・動画変換・データ処理
DynamoDB Streams
DynamoDB Streams
データの追加・更新・削除時に実行データ同期・監査ログの記録
Amazon SQS
Amazon SQS
メッセージを受信するとLambdaが実行非同期処理・バッチ処理
Amazon Kinesis
Amazon Kinesis
ストリーミングデータを処理ログ解析・リアルタイム分析
Event Bridge
Amazon EventBridge
スケジュール実行でLambdaを実行定期タスク・AWSリソースの監視

レイヤー

レイヤーとは、Lambda関数で共有できるライブラリや依存ファイルを管理する仕組みです。

詳細については、こちらの記事で解説しています!
気になる方は是非、読んでみて下さい!

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Lambdaの制約

Lambdaは便利ですが、いくつかの制約があります。
制限を理解して設計すれば、より効率的なシステムを構築できます。

実行時間の制限

最大実行時間:15分(900秒)
最小実行時間:100ミリ秒

対策
・15分以上かかる処理はAWS Step Functionsで分割
・処理時間を短縮するために並列処理バッチ処理を検討

メモリ & CPUリソースの制限

メモリ:128MB〜10GB
CPU:メモリに合わせて自動で割り当て(最大で6vCPU)

対策
・高負荷な処理はメモリを多めに設定

デプロイパッケージのサイズ制限

直接アップロード:50MB(ZIP圧縮後)
Amazon S3経由のデプロイ:250MB(ZIP圧縮後)
レイヤーの合計サイズ:最大250MB(1つのLambda関数にレイヤーは5つまで)

対策
不要なライブラリやファイルを削除してパッケージを軽量化
Lambdaレイヤーを活用し、共通ライブラリを分割

同時実行数の制限

リージョンごとのデフォルト制限:1,000(上限緩和可能)

対策
・リクエストが多い場合はプロビジョンドコンカレンシーを設定(事前にリソースを確保)
デッドレターキュー(DLQ)を設定し、失敗した処理を保存&リトライ

環境変数のサイズ制限

最大:4KB

・AWS Secrets ManagerやAWS Systems Manager Parameter Storeを活用して、環境変数を外部で管理

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まとめ

今回は、Lambdaの使いどころについてAWS初心者向けにわかりやすく解説してきました!

この記事を読んで、Lambdaに対する理解を深めることができれば、AWS認定試験の合格に一歩近づくこと間違いなしです!

また、このサイトではAWS認定試験の対策になるような記事をたくさん紹介しています。
気になる方は関連記事も一緒に読んでみてはいかがでしょうか?

ご精読ありがとうございました!

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