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AWS認定試験に出るLambda要点まとめ

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「AWS Lambdaに関する問題を落としたくない!」

AWS認定試験では、AWS Lambdaについての知識を問われる問題が頻出します。

この記事では、試験対策として押さえておくべきLambdaの重要なポイントをまとめます。
Lambdaの基本から、試験に出る可能性が高いトピックまでを網羅的に解説します!

是非この記事を参考にして、AWS認定試験の合格を目指していきましょう!

筆者の経歴

・AWS未経験の状態で、AWS資格を全て取得
・AWS資格を使って、AWSを使う仕事に就く
・2024 All Certifications Engineersに選出

パソコン

Lambdaが出題されるAWS認定試験一覧

Lambdaが出題されるAWS認定試験は以下の通りです。

・基礎レベル
 CLF
・アソシエイトレベル
 SOA、DVA、SAA、DEA、MLA
・プロフェッショナル、スペシャリティレベル
 SAP、DOP、ANS、MLS

Lambdaの要点を押さえることで、いろんなAWS認定試験に応用することができます。
しっかり勉強して、本番に挑んでいきましょう!

Lambda初級編(基礎レベル)

Lambdaの概要

AWS Lambdaは、サーバーレスコンピューティングサービスであり、インフラを管理せずにコードを実行できる環境を提供します。

Lambdaは特定のイベントが発生した際に自動でコードを実行するため、イベント駆動型の設計に適しています。

Lambdaのトリガー

AWS Lambdaのトリガーは、特定のイベントが発生したときにLambda関数を自動的に実行するための仕組みです。

Lambda関数は、さまざまなAWSサービスや外部のイベントによってトリガーされ、イベント駆動型の処理を実現します。

Lambdaのトリガーは大きく「同期型トリガー」と「非同期型トリガー」に分類できます。

同期型トリガー

同期型トリガーは、Lambda関数がイベントに応じて実行され、レスポンスが即時に返されます。
主にリアルタイムで処理が必要な場合に使用されます。

同期型トリガーには以下のようなものがあります。

・Amazon API Gateway
・Amazon Application Load Balancer (ALB)
・Amazon CloudFront
・AWS Step Functions

非同期型トリガー

非同期型トリガーは、イベントが発生するとLambda関数が呼び出されるが、結果を待たずにすぐに次の処理を行います。

処理結果が必要ない場合やバックグラウンドで処理を行いたい場合に利用されます。

非同期型トリガーには以下のようなものがあります。

・Amazon S3
・Amazon DynamoDB Streams
・Amazon EventBridge
・Amazon SQS
・Amazon SNS

Lambdaが活用されるユースケース

AWS Lambdaは、サーバーレスアーキテクチャを活用して、さまざまなユースケースで利用されます。以下に、Lambdaが特に効果的に使われる代表的なユースケースを紹介します。

・Webアプリケーションのバックエンド処理
・ファイル処理 (S3との統合)
・リアルタイムデータ処理 (Kinesis、DynamoDB Streams)
・スケジュールされたタスクの実行 (EventBridge、CloudWatch Events)
・APIのバックエンドとしての利用

AWS Lambdaは、イベント駆動型アーキテクチャを採用しており、インフラ管理を省略し、スケーラブルなアプリケーションやバックエンドシステムの開発に非常に適しています。

Lambda中級編(アソシエイトレベル)

Lambdaのセキュリティ

Lambdaは他のAWSサービスと統合されているため、セキュリティを確保するためには適切な設定やベストプラクティスを守ることが重要です。

以下は、AWS Lambdaにおける主なセキュリティ対策です。

・IAMロールとポリシーの設定
 IAMロールを使用して、関数がアクセスできるAWSリソースやサービスを制限
 ポリシーはできるだけ細かく設定し、不要なリソースにアクセスしないようにする
 →最小権限の原則

・環境変数の暗号化
 AWS KMSを使用して、Lambda関数の環境変数を暗号化できる

・ロギングとモニタリング
 Lambda関数のログをCloudWatch Logsに記録して、トラブルシューティングに役立てる
 関数のエラーや異常な動作を検出し、アラートを設定することで迅速な対応が可能

・エラーハンドリングとリトライポリシー
 エラーが発生したイベントをSQSなどのデッドレタキュー(DLQ)に送信することで、再試行や後処理を行い、処理ミスを追跡

Lambdaのレイヤーと環境変数

AWS Lambdaのレイヤー環境変数は、関数の構成や管理を効率化するための重要な機能です。

それぞれ異なる目的で使用されますが、Lambda関数のコードや設定を柔軟に管理するために活用できます。

レイヤー

Lambdaレイヤーは、共通のコードやライブラリ、設定ファイルなどを複数のLambda関数間で共有できる方法です。

これにより、同じコードを複数の関数で利用することができ、コードの管理が簡単になります。

使用例
・共通ライブラリの管理
 複数のLambda関数で利用するNode.jsやPythonのライブラリをレイヤーとして配置

・カスタムランタイムの使用
 独自のランタイムを使用する場合、そのランタイムをレイヤーとして定義し、Lambda関数で利用できる

・ログや設定ファイル
 複数のLambda関数で共通の設定ファイルをレイヤーとして持たせ、管理を簡単にできる

環境変数

Lambda環境変数は、関数の実行時に設定を動的に変更するためのキーとバリューのペアです。
これにより、コード内で定義された定数を変更せずに、外部から値を設定することができます。

使用例
・APIキーの管理
 外部サービスへのAPIリクエストを行う場合、APIキーを環境変数として設定し、コード内で使用できる

・データベースの接続情報
 データベースの接続文字列や認証情報を環境変数に設定し、関数内で動的に利用できる

・異なる環境での設定管理
 開発環境、ステージング環境、本番環境に応じて異なる設定値を環境変数として定義し、コードの変更なしに環境を切り替えることができる

Lambda上級編(プロフェッショナル、スペシャリティレベル)

Lambda@Edge

Lambda@Edgeは、Amazon CloudFrontと連携して、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)のエッジロケーションでLambda関数を実行するサービスです。

これにより、ユーザーに近いエッジロケーションで処理を行うことができ、低レイテンシでリアルタイムなデータ処理やカスタマイズを行うことができます。

クラウド

さいごに

今回は、「AWS認定試験に出るLambda要点」についてまとめてきました。

AWS認定試験におけるLambdaの出題範囲は広いため、基本を確実に理解しつつ、上記ポイントを押さえて対策しましょう。

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