はじめに
始めまして!
現役クラウドエンジニアのwatです!
「ITパスポートに一発で合格したい!」
「ITパスポート試験対策でどんなことをすれば良いかわからない…」
このような方に向けて、この記事では『ITパスポートの頻出キーワード』について紹介していきます!
頻出キーワードは、私が実際に過去問を2500問以上解いて出題回数が多いものを対象にまとめました。
本サイトで紹介していく頻出キーワードを押さえておけば、合格レベルまで知識を身につけることができます!
それでは早速紹介していくので1つずつ覚えていきましょう!
企業活動 全188問
知的財産権 41回
知的財産権
・人間の創造的な活動や発明によって生み出された「無形の財産」に対する権利
・技術、デザイン、ブランド、著作物などに対して、法的な保護を与えて開発者の権利を保護
知的財産権は以下のような権利で構成されています。

著作権
・文学、音楽、芸術、プログラムなどの創作物を保護する権利
・創作した時点で自動的に発生(登録不要)
・「アイデアや概念」自体は著作権の対象とならない(例:アルゴリズムやプログラム言語)
産業財産権
・特許権:新しい技術的な発明に対して与えられる独占的な権利
(例:スマートフォンの通信技術、新しい薬の製法)
・実用新案件:物品の形状、構造、組み合わせに関するアイデアが対象
(例:ノートパソコンの折りたたみ機構、新しい工具のデザイン)
・意匠権:製品のデザイン (形状、模様、色彩の組み合わせなど)が対象
(例:スマートフォンの外観デザイン、家具の形状)
・商標権:商品やサービスを他と区別するための「ブランド名」「ロゴ」などを保護する権利
不正アクセス禁止法 21回
不正アクセス禁止法
・ネットワークに不正にアクセスする行為を禁止し、情報セキュリティを保護する法律
具体例
・他人のメールアカウントに勝手にログインする
・セキュリティホールを突いて管理者権限を取得
・フィッシングサイトを作成して、他人のパスワードを収集
個人情報保護法 16回
個人情報保護法
・個人情報の適切な取り扱いを定めた法律
・企業や団体が個人情報を収集、利用、保存、提供する際に 個人の権利を守ることが目的
具体例
・企業が顧客の名前、住所を管理する際、「利用目的」を明確にして本人に通知する必要がある
・Webサイトが訪問者の行動履歴をCookieで収集する際、その利用目的を明示する必要がある
不正競争防止法 12回
不正競争防止法
・不正な商業活動を防止し、企業間の健全な競争を保護するための法律
具体例
・社員が退職時に企業の顧客リストを持ち出し、ライバル企業に提供した
(営業秘密の漏洩)
・「Adibas」といった、Adidasに似せたロゴを使用することで消費者を混乱させる
(ブランドロゴの模倣)
・DVDのコピーガードを解除するツールを作成・配布する行為
(技術的制限手段の回避)
労働者派遣契約 10回
労働者派遣契約
・派遣会社の労働者を派遣先企業で働かせるときに、派遣会社と企業の間で結ばれる契約
対策ポイント
・給与の支払いや雇用契約→派遣元
・業務指示→派遣先企業
ISO 7回
ISO
・「国際標準化機構」のこと
・製品やサービスの品質や安全性、効率性を向上させるための国際規格を制定する組織
対策ポイント
・ISO 9001:品質管理システム(QMS)に関する規格
・ISO 14001:環境マネジメントシステム(EMS)に関する規格
・ISO 27001:情報セキュリティ管理システム(ISMS)に関する規格
JIS
JIS
・「日本工業規格」のこと
・日本国内での製品やサービスの標準規格を定めたもの
コーポレートガバナンス 7回
コーポレートガバナンス
・企業の経営を適切に監視・統制する仕組みや体制 のこと
・企業の不正や経営ミスを防ぎ、株主や利害関係者(ステークホルダー)の利益を守るのが目的
具体例
・第三者機関による企業の財務状況の監査を行い、信頼性を高める(外部監査)
・企業内部でのルールや手続きを整備し、不正や誤りを防止する(内部統制システム)
オススメITパスポート参考書
IT初心者からでも安心して学べる国家試験「ITパスポート」。
その中でも高い評価を得ているのが、『いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』です。
ここでは、実際にこの本を読んで感じたオススメポイントをご紹介します!
ポイント①:やさしい言葉で、とにかくわかりやすい!
この本は 専門用語が苦手な人でも理解できるように、図解やイラストを多用して解説されています。
難しいIT用語もかみくだいた説明で、「これなら覚えられる!」という安心感があります。
ポイント②:出題傾向に沿った「出る順」構成
ただ知識を詰め込むのではなく、過去問を分析した出題傾向に沿って、重要度順に学習できます。
限られた時間で効率的に学びたい人にとって、「出る順」スタイルは非常にありがたい構成です。
ポイント③:教科書+問題集でインプットとアウトプットが同時にできる
本文の解説を読み進めながら、章末にすぐ確認問題があるので、「わかったつもり」を防げます。
インプットとアウトプットのバランスがよく、記憶に残りやすい作りです。
ポイント④:実際の試験形式に近い模擬問題つき
巻末には 本番形式の模擬問題も収録されており、実力チェックにも最適です。
模擬試験→解説という流れで、試験当日のイメージがつかみやすく、安心感が持てます。
こんな人におすすめ
・IT初心者だけど、試験に合格したい人
・難しい専門書は苦手な人
・短期間で効率よく学びたい人
・図やイラストで理解したい人
さいごに
今回は、『ITパスポートの頻出キーワード』についてストラテジ系の企業活動に絞って紹介してきました。
今後も頻出キーワードについて本ブログで紹介していくので、ITパスポートに合格したい方は是非読んでみてください!
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