「DynamoDBグローバルテーブルの概要について知りたい…」
「DynamoDBグローバルテーブル機能を使うことでどんなメリットがあるの?」
このような問題を抱えている方に向けて、DynamoDBグローバルテーブルの概要とメリットについて紹介して行きます!
この記事を読めば、DynamoDBグローバルテーブルについて理解ができ、有効的にDynamoDBグローバルテーブルを使いこなせるようになります。
DyanamoDBグローバルテーブルを使うメリットには以下の7つがあります。
1. 高可用性とディザスタリカバリ
2. 低レイテンシーアクセス
3. スケーラビリティ
4. 一貫性のあるデータ管理
5. 運用の簡素化
6. アクティブ-アクティブアーキテクチャのサポート
7. リージョンごとのデータ隔離
普段仕事でDynamoDBをよく使う私が、グローバルテーブルのメリットについて1つずつ解説して行きます。しっかり理解して行きましょう!
DynamoDBグローバルテーブルの概要
DynamoDBグローバルテーブルのメリットについて解説していく前に、グローバルテーブルの概要について紹介して行きます。
グローバルテーブル基本機能
・複数のAWSリージョンにテーブルデータを自動的に複製(レプリケート)できる
・各リージョンのデータ整合性を保つためにマルチマスター方式を採用
・AWS側で管理されるため、ユーザーはグローバルテーブルに関する設定をしなくて良い
マルチマスター方式とは…?
マルチマスター方式とは、複数のAWSリージョンに跨ってデータを管理できる機能のことです。
DynamoDBグローバルテーブルのメリット7選
DynamoDBグローバルテーブルの概要について理解できたところで、次にメリットについて紹介して行きます。
高可用性とディザスタリカバリ
DynamoDBでグローバルテーブルを設定するメリットの1つ目として挙げられるのが、高可用性とディザスタリカバリです。
グローバルテーブルを有効化すると、1つのリージョンがダウンしても他のリージョンでデータが利用可能なため、高可用性を保つことができるようになります。
これにより、リージョン単位の障害が発生しても、迅速に普及できます。
低レイテンシーアクセス
DynamoDBのグローバルテーブル2つ目のメリットは、低レイテンシーアクセスです。
グローバルテーブルは、複数のリージョンにレプリケートするため、ユーザーは最も近いリージョンからデータにアクセスできるようになります。
これにより、レイテンシーの低減が期待でき、ユーザーに対して素早いレスポンスを提供することが可能になります。
スケーラビリティ
DynamoDBのグローバルテーブル3つ目のメリットは、スケーラビリティです。
グローバルテーブルは、各リージョンで独立したスループットキャパシティを持ちます。
これにより、急にトラフィックが増加してもスループットキャパシティを自動的に増減させることで対応できるようになり、グローバルなトラフィック分散が可能になります。
一貫性のあるデータ管理
DynamoDBのグローバルテーブル4つ目のメリットは、一貫性のあるデータ管理です。
マルチマスター方式を採用しているので、どのリージョンからでもデータの読み書きが可能になります。
DynamoDBグローバルテーブルは、各リージョン間でのデータの整合性を保つので、変更を迅速に反映することができます。
運用の簡素化
DynamoDBのグローバルテーブル5つ目のメリットは、運用の簡素化です。
グローバルテーブルはAWS側で管理されるため、ユーザーは複雑なデータレプリケーションや同期処理を設定する必要がありません。
これにより、運用が簡素化でき、管理コストの削減が期待できます。
アクティブ-アクティブアーキテクチャのサポート
DynamoDBのグローバルテーブル6つ目のメリットは、アクティブ-アクティブアーキテクチャのサポートです。
グローバルテーブルは、複数のリージョンで同時にデータの読み書きを行うことができるアクティブ-アクティブアーキテクチャをサポートしています。
これにより、アプリケーションの可用性と性能が向上します。
リージョンごとのデータ隔離
DynamoDBのグローバルテーブル最後のメリットは、リージョンごとのデータ隔離です。
グローバルテーブルは、各リージョンにデータをレプリケートするため、データの地域的な規制や法令に準拠できるようになります。
また、特定のリージョンのデータを他のリージョンと分離して保持することも可能です。
DynamoDBグローバルテーブルのユースケース
ここからは、DynamoDBグローバルテーブルを使うべきユースケースについて挙げて行きます。
DynamoDBグローバルテーブルの有効化は以下のような場面で役に立ちます。
・リージョンレベルの災害対策が必要な場合
・アプリケーション、サービスに高可用性が求められる場合
・ユーザーがグローバルに分散している場合
さいごに
今回は、「DynanoDBグローバルテーブルの概要とメリット」について解説してきました。
グローバルテーブルについて理解して、最適な場面で扱えるようになって行きましょう!
また私のサイトでは、他にもAWSサービスに関する情報について発信しています。
興味のある方は、是非関連記事も読んでみて下さい!
ご精読ありがとうございました!
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