「AWS SAPの難易度はどれくらいあるの?」
「AWS SAPに一発で合格するためには、どんな対策が必要?」
このような疑問を持っていませんか?
そんな方に向けてこの記事では、
「AWS SAPの難易度」と「AWS SAPの対策ポイント」について紹介していきます!
AWS SAPはAWS資格試験の中でも、難しい試験なので、しっかり対策を練ってから本番に挑んでいきましょう!
AWS SAPの難易度
まずは、AWS SAPの難易度について解説していきます。
AWS SAPはAWS資格試験において、「プロフェッショナルレベル」に位置しています。
プロフェッショナルレベルに合格するには、より高度なスキルと知識が求められます。
また、プロフェッショナルレベルを受験するには、
「2年以上のAWSクラウドの経験がある」ことが望ましいとされています。
(受験資格ではないので、経験がなくても受験することはできます。)
このように、AWS SAPに合格するために必要な知識がたくさんあることがわかりますね。
ここからは、私がAWS SAPに合格した50人の合格記を読んで、以下の2点についてデータを集計した結果を紹介していきます。
・AWS SAPに合格した人の受験回数
・AWS SAPに合格した人の勉強期間
是非、勉強を進めていく際の参考にして下さい!
参考にした合格記はコチラ
AWS SAPに合格した人の受験回数
最初に「AWS SAPに合格した人の受験回数」について紹介していきます。
受験回数 | 人数 |
---|---|
1回 | 46人 |
2回 | 3人 |
3回 | 1人 |
AWS SAPは合格するのに難しいにも関わらず、1回目の受験で合格している人がほとんどですね!
おそらく、以下のようなことが考えられます。
・AWS資格試験を何回も受験してきて、慣れてきた
・AWS SAAに合格していている
・十分なAWSクラウドの実務経験がある
AWS SAPに合格した人の勉強期間
次に、「AWS SAPに合格した人の勉強期間」について紹介してきます。
勉強期間 | 人数 |
---|---|
1週間 | 2人 |
2週間 | 5人 |
3週間 | 2人 |
1ヶ月 | 11人 |
2ヶ月 | 16人 |
3ヶ月 | 5人 |
4ヶ月以上 | 4人 |
1ヶ月〜2ヶ月間勉強している方が1番多いみたいです。
この勉強期間は他のAWS資格試験に比べて、比較的長いです。
AWS SAPに合格するためには、十分な勉強が必要なことがわかりましたね。
AWS SAPの対策ポイント
AWS SAPの難易度について分かってきたところで、次に「AWS SAPで対策するべきポイント」について紹介していきます。
具体的に、AWS SAPの対策ポイントは以下の5つです。
1. 様々なユースケースに対して対応できるようにする
2. 問題文、選択肢の長さについて慣れておく
3. ガバナンスに関するAWSサービスについて理解する
4. ネットワークに関するAWSサービスについて理解する
5. リージョンレベルでの冗長化について理解する
様々なユースケースに対して対応できるようにする
1つ目のポイントは、「様々なユースケースに対して対応できるようにする」ことです。
各AWSサービスのユースケースを覚えて、「相性のいいAWSサービス」や「よく一緒に利用されるAWSサービス」について理解していきましょう!
問題文、選択肢の長さについて慣れておく
2つ目のポイントは、「問題文、選択肢の長さについて慣れておく」ことです。
AWS SAPの問題文、選択肢は長文です。
問題をたくさん解いて慣れたり、しっかり読んで理解することが大事です。
また、理解が難しい場合は、イメージ図を書いて情報を整理していきましょう!
ガバナンスに関するAWSサービスについて理解する
3つ目のポイントは、「ガバナンスに関するAWSサービスについて理解する」ことです。
AWSにおけるガバナンスとは、クラウド環境でのサービス運用を管理、リスクの軽減、コンプライアンスの遵守するための戦略やプロセスの総称です。
AWS SAPでは、ガバナンスに関する問題がよく出題されます。
そこで、ガバナンスに関するAWSサービスについていくつか紹介しておきます。
ガバナンスに関するAWSサービス
・AWS Organizations
複数のAWSアカウントを一元管理できる
各アカウントに適したポリシーを付与する
AWS Organizations概要はコチラ
・AWS IAM
ユーザー、グループ、ロールに基づいたアクセス制御ができる
最小限の権限のみ付与し、必要なリソースにのみアクセスができる
AWS IAM概要はコチラ
・AWS Config
リソース設定の変更を追跡し、コンプライアンス違反を検出できる
AWS Config概要はコチラ
・AWS Control Tower
AWSマルチアカウント環境のセットアップとガバナンスを簡素化できる
AWS Control Tower概要はコチラ
ネットワークに関するAWSサービスについて理解する
4つ目のポイントは、「ネットワークに関するAWSサービスについて理解する」ことです。
ガバナンス同様に、ネットワークに関するAWSサービスもAWS SAPでよく出題されます。
しっかり対策しておきましょう。
ネットワークに関するAWSサービス
・AWS Direct Connect
オンプレミスのデータセンターやオフィスとAWSの間に専用のネットワーク接続を確立する
AWS Direct Connect概要はコチラ
・AWS Transit Gateway
複数のVPCやオンプレミス環境を一元的に接続し、ネットワークのハブとして機能する
AWS Transit Gateway概要はコチラ
リージョンレベルでの冗長化について理解する
5つ目のポイントは、「リージョンレベルでの冗長化について理解する」ことです。
AWS SAPでは、大規模なシステムに関する設問が多いです。
そのため、リージョンレベルでの冗長化に関する知識をしっかり押さえておきましょう!
さいごに
今回は「AWS SAPの難易度」と「AWS SAPの対策ポイント」について紹介してきました。
AWS SAPに合格することができれば、AWSクラウドを扱うものとしての箔がつきます。
この記事を参考にして、AWSのプロフェッショナルを目指していきましょう!
また私のサイトでは、他にもAWS資格試験に関する有益な情報を発信しています。
「他のAWS資格試験について知りたい方」や「効率的な勉強方法について知りたい方」は関連記事も参考にしてみて下さい!
ご精読ありがとうございました!
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