「AWS CLFに合格するためには、どれくらいの勉強時間が必要なの?」
「AWSの実務経験がない人は、どれくらいの勉強時間でAWS CLFに合格できるの?」
このような疑問はもっていませんか?
この記事を読めば、「AWS CLFの合格に必要な勉強時間」を知ることができます。
具体的にAWS CLF合格に必要な勉強時間とは、以下の通りです。
実務経験が全くない or AWS資格試験を今まで受験したことがない
→1ヶ月〜2ヶ月程度の勉強が必要
実務経験がある or AWS CLF以外のAWS資格を既に持っている
→2週間〜1ヶ月程度の勉強が必要
AWS資格試験を全て合格した私が、AWS CLFの合格に必要なポイントについてさらに深掘りしていきます!
是非この記事を、AWS CLF合格を目指す際の参考にして下さい!
AWS CLFの概要
まず最初に、AWS CLFの概要についておさらいしておきましょう!
AWS CLFは、AWS資格試験の中でも「基礎レベル」に位置しています。
基礎レベルとは、AWS資格試験の中で1番低いレベルであり、AWS初心者がまず最初に合格を目指すのがAWS CLFです。
AWS CLFでは、以下のような領域について出題されます。
1. クラウドのコンセプト (24%)
2. セキュリティとコンプライアンス (30%)
3. クラウドテクノロジーとサービス (34%)
4. 請求、料金、およびサポート (12%)
しっかり試験で出題されるポイントを押さえてから、本番に臨んでいきましょう!
AWS CLFの対策ポイント
次に、AWS CLFの対策ポイントについて紹介していきます。
AWS CLFに合格するためには、以下のような基準を満たす必要があります。
・責任共有モデルを理解している
・AWS Well-architected Frameworkを理解している
・主要なAWSサービスの特徴とAWSサービス名を紐づけることができる
・類似サービスの違いが分かる
・AWSを使うメリット、料金体制が分かる
上記のキーワードについて1つずつ紹介していきます。
責任共有モデル
1つ目のキーワードは、「責任共有モデル」です。
責任共有モデルとは、クラウド上のセキュリティに関する責任をAWSと顧客が分担することを定義したフレームワークのことです。
AWS側の責任
・データセンターの物理的なセキュリティ
・ネットワークインフラの保護
・インフラストラクチャのパッチ管理
顧客側の責任
・データの暗号化
・IAMによるアクセス管理
・ファイアウォールやセキュリティグループの設定
・データのバックアップと災害復旧の計画
上記は責任共有モデルの中でも特に、AWS CLFで出題されるものをピックアップしました。
これらだけでも覚えておきましょう!
AWS Well-architected Framework
2つ目のキーワードは「AWS Well-architected Framework」です。
AWS Well-architected Frameworkとは、AWSのクラウド環境でシステムを設計および運用するためのベストプラクティスをまとめたガイドラインのことです。
AWS Well-architected Frameworkは、以下の6つの柱で構成されています。
1. 優れた運用効率
システムが安定して運用されるようにするためのプロセスや手法
2. セキュリティ
クラウド上でのデータ保護や、リソースへのアクセス制御
3. 信頼性
システムの障害からの回復力、リソースのスケーリング、フェイルオーバー
4. パフォーマンス効率
パフォーマンスレベルを効率的に達成するためのリソースの最適化
5. コストの最適化
不要なコストを削減し、効率的にリソースを利用するための戦略
6. 持続可能性
環境への影響を最小限に抑え、エネルギー効率やリソース使用の最適化
AWS Well-architected Frameworkの詳細はコチラ
AWSを使うメリットと料金体制
3つ目のキーワードは、「AWSを使うメリットと料金体制」です。
AWSを使うメリット
・使った分だけ料金を支払う「従量課金制」を採用
・需要に応じて自動でリソースを拡張・縮小するオートスケーリングが可能
・リージョンとアベイラビリティゾーンで、グローバルなユーザーに低遅延でサービスを提供
さいごに
今回は、「AWS CLFに合格するための勉強時間」と「AWS CLFに合格するための対策ポイント」について紹介してきました。
是非、この記事を参考にしてAWS CLFの合格を目指して下さい!
また私のサイトでは、他にもAWS CLFの合格に役立つ記事を紹介しています。
気になる方は関連記事も読んでみて下さい!
ご精読ありがとうございました!
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