AtCoderは日本を代表するオンラインプログラミングコンテストプラットフォームで、多くのエンジニアが腕試しやスキル向上のために利用しています。
しかし、初心者にとっては、どこから始めればよいのか迷うことも多いでしょう。
本記事では、「AtCoder初心者がやるべき基本的な5つのステップ」について詳しく解説します。
AtCoder初心者がやるべきこと
1. アカウント登録をしてコンテストに参加
2. 基礎的なアルゴリズムとデータ構造を学ぶ
3. 過去問を繰り返し解いて慣れる
4. コンテスト後の振り返りを徹底する
5. 仲間を見つけて情報交換しよう
この記事を読んで、プログラミング上達の参考にしてください!
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アカウント登録をしてコンテストに参加しよう
AtCoderを始める第一歩は、アカウントを作成し、実際にコンテストに参加することです。
以下の手順で簡単に始められます!
アカウント登録
・AtCoderの公式サイトにアクセスします
・画面右上の「Sign Up」ボタンをクリックし、必要事項を入力してアカウントを作成
コンテストに参加する準備
AtCoderでは毎週土曜の21:00(日本時間)に「AtCoder Beginner Contest(ABC)」が開催されます。
初心者向けのコンテストなので、まずはABCに参加することをオススメします。
練習モードを活用
初めてコンテストに参加する前に、過去問を解いて雰囲気をつかむことが重要です。
問題はAtCoderの「Problems」ページでいつでも練習できます。
基礎的なアルゴリズムとデータ構造を学ぼう
プログラミングコンテストでは、アルゴリズムとデータ構造の知識が重要です。
初心者が学ぶべき基本的なトピックを以下に挙げておきます。
必須のアルゴリズム
- 全探索(Brute Force)
- すべての可能性を試す方法で、初心者向け問題では頻出です。
- 二分探索
- ソートされた配列から特定の要素を効率的に探す方法です。
- Greedy(貪欲法)
- 局所的に最適な選択を繰り返すことで、全体の最適解を求める手法です。
基本的なデータ構造
・配列(リスト)
・スタック、キュー
・辞書(ハッシュマップ)
おすすめの学習リソース
過去問を繰り返し解いて慣れる
AtCoderでスキルを磨くためには、過去問を解くのが最も効果的です。
以下の手順で練習を進めましょう。
ABCの過去問から始める
ABCの問題は、A問題から順に難易度が上がります。
最初はA問題とB問題のクリアを目標にすると良いです。
時間を計って解く
コンテストでは時間管理が重要です。
実際のコンテストと同じように時間を計りながら解く練習をしましょう。
解説を読む
解けなかった問題は必ず解説を読み、理解を深めましょう。
解説を読んでも分からない場合は、他の参加者のコードを参考にしてみることをおすすめします。
一度解いた問題でも、しばらく時間を空けて再度挑戦することで、さらに定着度が高まります。
コンテスト後の振り返りを徹底する
参加したコンテストの振り返りは、実力を上げるために非常に重要です。
以下のポイントを意識して振り返りを行いましょう。
解けなかった問題の分析
・なぜ解けなかったのか?を具体的に分析
・考え方が間違っていたのか、実装ミスがあったのかを明確にしましょう
他の参加者のコードを読む
上位入賞者のコードや異なるアプローチを学ぶことで、新しい視点を得られます。
じゃんじゃん活用して行きましょう!
次の目標を設定する
毎回のコンテスト後に次回の目標を設定することで、モチベーションを保つことができます。
例:「次回はC問題に挑戦する」「実装速度を上げる」など…
仲間を見つけて情報交換しよう
一人での学習も大切ですが、仲間と切磋琢磨することでさらに成長できます。
オンラインコミュニティに参加する
- TwitterやDiscord、Qiitaなどのコミュニティで情報交換をしましょう。
- 「#AtCoder」「#競技プログラミング」などのハッシュタグで検索すると関連情報が見つかります。
友人や同僚と練習する
- 一緒に問題を解いたり、成果を共有することで楽しく学べます。
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まとめ
今回は、初心者がAtCoderでやるべきことについて紹介してきました。
是非、この記事を活用してプログラミングスキルの向上を目指して行きましょう!
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