「AWS DOPの難易度について知りたい…」
「AWS DOPに合格するためには、どんなスキルが必要なの?」
このような疑問は持っていませんか?
そんな方に向けてこの記事では、「AWS DOPの難易度」と「AWS DOPの試験対策ポイント」について紹介していきます。
「AWS DOPの難易度」については、50人のAWS DOP合格記を読んで、以下の2点についてデータを集計しました。
・AWS DOPの合格者が受験した回数
・AWS DOPに合格するまでの勉強期間
また、「AWS DOPの試験対策ポイント」については、5つのAWSサービスについて紹介していきます。
1. Codeシリーズ
2. AWS Config
3. AWS Cloud Formation
4. AWS Control Tower
5. AWS Organizations
AWS DOPに合格したい方は、是非参考にして下さい!
AWS DOPの難易度
まずは、AWS DOPの難易度について確認していきましょう!
AWS DOPはAWS資格試験において、「プロフェッショナルレベル」に位置しています。
なので、AWS資格試験の中でも特に難しいことがわかります。
また、今回50人の合格記を読んでみて、
「同じプロフェッショナルレベルであるAWS SAPより難しかった」
という意見がちらほら見受けられました。
「AWS資格試験に慣れてきたからAWS DOPも大丈夫だろう…」
と思わず、気を引き締めて受験に取り組んでいきましょう!
AWS DOPの合格者が受験した回数
ここでは、50人の「AWS DOPの合格者が受験した回数」について紹介していきます。
なんと50人全員が1回目の受験でAWS DOPに合格していることが分かりました!
これには、以下の要因が考えられます。
・AWS SOA、AWS DVAに合格している
・何度も受験しているので慣れてきた
・十分な実務経験持っている
AWS DOPに合格するまでの勉強期間
次に、「AWS DOPに合格するまでの勉強期間」について紹介していきます。
結果は以下の通りです。
勉強期間 | 人数 |
---|---|
1週間 | 1人 |
2週間 | 7人 |
3週間 | 6人 |
1ヶ月 | 17人 |
2ヶ月 | 7人 |
3ヶ月 | 5人 |
4ヶ月以上 | 7人 |
上記の表を見ると、1ヶ月勉強して本番に臨んだ方が1番多いことがわかります。
このことから、AWS DOPに合格するためにはある程度の期間、勉強することが必要なことが分かります。
しっかり対策を練ってからAWS DOPの受験をしていくことを心がけましょう!
AWS DOPの試験対策ポイント
AWS DOPの難易度に理解できたとろこで、次に「AWS DOPの試験対策ポイント」を5つ紹介していきます。
このポイントを全て押されることができれば、合格する確率がかなり上がることが期待されます。
これから紹介するAWSサービスが分からない方は、しっかり理解していきましょう。
1. Codeシリーズ
2. AWS Config
3. AWS Cloud Formation
4. AWS Control Tower
5. AWS Organizations
Codeシリーズ
1つ目に紹介するAWSサービスは「Codeシリーズ」です。
Codeシリーズとは、AWSが提供するDevOpsツールのことです。
これを利用することで、アプリケーションのビルド、テスト、デプロイの一連の作業を自動化することができます。
・Code Commit
Gitリポジトリを提供することで、変更履歴の追跡、共同開発のサポートができる
・Code Build
継続的インテグレーション (CI) のためのビルドサービス
コードをコンパイルし、テストし、デプロイ可能なアーティファクトを生成する
・Code Deploy
アプリケーションの自動デプロイを行うサービス
デプロイの失敗時にロールバックする機能も備えている
・Code Pipeline
継続的デリバリー (CD) のためのパイプラインサービス
コードの変更を自動的にビルド、テスト、デプロイするワークフローを作成する
CI/CD構成について分からない方はAWS Codeシリーズと合わせて理解しておきましょう。
AWS CodeシリーズとCI/CDの関係性についてはコチラ
AWS Config
2つ目に紹介するAWSサービスは「AWS Config」です。
AWS Configとは、AWS のリソースの設定変更を追跡、監視、および監査するためのサービスです。
AWS Configには以下のような特徴があります。
AWS Configの特徴
・リソース設定の履歴管理
リソースのスナップショットを定期的に記録し、リソースの設定変更履歴を保持する
・継続的コンプライアンスチェック
AWS Configルールに基づいてリソースのコンプライアンス状況を自動的に評価できる
・セキュリティと運用の監査
AWS Config の設定履歴で、設定変更に対するセキュリティと運用の監査を実施できる
AWS Cloud Formation
3つ目に紹介するAWSサービスは「AWS Cloud Formation」です。
AWS Cloud Formationとは、AWSリソースの作成、更新、削除を効率的に管理でき、インフラのコード化(IaC)をサポートするサービスです。
AWS Cloud Formationの特徴
・インフラストラクチャのコード化
インフラストラクチャをコードとして定義することで、リソースの管理を自動化できる
・テンプレートベースのリソース管理
テンプレートを使用して、複数のAWSリソースを一括で管理できる
・クロスアカウントとクロスリージョンのスタック管理
AWSの複数アカウントや複数リージョンでのリソース管理をサポートしている
大規模な環境でも一貫したインフラストラクチャ管理が可能
AWS Control Tower
4つ目に紹介するAWSサービスは「AWS Control Tower」です。
AWS Control Towerとは、AWS環境のガバナンスと管理を簡素化するためのサービスです。
これを利用することで、セキュリティとコンプライアンスの基準に準拠したAWS環境を迅速にセットアップし、管理することができます。
AWS Control Towerは次に紹介するAWS Organizationsと相性がいいので一緒に覚えていきましょう!
AWS Control Towerの概要はコチラ
AWS Organizations
最後に紹介するAWSサービスは「AWS Organizations」です。
AWS Organizationsとは、複数のAWSアカウントを一元管理し、アカウント全体でポリシーを適用するためのサービスです。
AWS Organizationsの特徴
・マルチアカウント管理
組織のすべてのAWSアカウントを一元的に管理できる
セキュリティやコンプライアンスの基準を一貫して適用できる
・組織単位(OU)
アカウントを組織単位 (OU) と呼ばれるグループに編成できる
これにより、組織全体のポリシーをアカウントごとにカスタマイズできる
・サービスコントロールポリシー(SPC)
特定のAWSサービスの使用を制御したり、ユーザーが使用できる操作を制限できる
SCPは、セキュリティとコンプライアンスを確保するのに役立つ
さいごに
今回は、「AWS DOPの難易度」と「AWS DOPの試験対策ポイント」について紹介してきました。
この記事を参考にして皆さんが合格できることを願っています。
また私のサイトでは、他にもAWS資格試験に役立つ情報を発信しています!
興味のある方は是非、関連記事も読んでみて下さい。
AWS資格試験合格を目指している方はきっと役に立つはずです!
ご精読ありがとうございました!
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